静的コンテンツの配信に国内VPSは使えるのか否か。

はてなのホットエントリを眺めていたら、「静的コンテンツ配るなら国内VPSも活用すべきたった一つの理由」という記事を見つけた。

この記事によると、Amazon AWSなどでは「転送量」による課金が存在し、ダウンロード数が多ければ多いほど、「転送量」によるコストが大きくなるが、国内VPSは「転送量無制限」である事が多く、国内VPSで静的コンテンツを配信する事で、コストを削減する事が出来る とある。

確かにAmazon AWS に限定すれば、転送量の課金はあると思うけど、別に国内でも海外でも、転送量無制限 Unlimitedという表記をしているサーバやVPSは多々ある。
ただ、現実的な問題として、本当に「無制限」であるという事はあり得ない。
ある一定値を超えた時点で、上位サービスへの移行を促されるか、即停止かどちらかのオチがつく。
特に海外のサービスの場合、一定値を超えた時点で問答無用でサービス停止 という事が結構多いと聞く。

ちなみに、国内の月額500円程度の共用レンタルサーバでは、「転送量無制限」と表記されている場合でも、30GB/月を目途にアカウントを停止される事が多いらしい。
さくらインターネットのさくらのレンタルサーバは月額500円のスタンダードプランでも300GB/月くらいまでOKとかいう情報が非公式にあるけど、そんなに転送量を食うコンテンツを持ってないので未確認。

上述した記事で例として挙げられている、DTI提供のServerManにおいては、提供元が大手ISPのDTIである事を考えると、回線もしっかりしているだろうし、転送量について「ある程度」は寛大であると思われるが、現実に、月間500円程度で、約450GB/日 の転送を毎日続けたとして、DTIから文句が来ないのだろうか、と少々疑問に思う。

共用サーバがVPSに変わったからといって…
提供元が大手ISPであるDTIだからといって…
450GB/日の転送を許容してくれるとはにわかには信じがたいし、仮に許容されたとしても多くの人間が「大量転送」を目的としてServerManを利用しだしたら確実にDTI側が制限をかけるか、サービス内容を改定すると思う。

ただ、大手ISPの転送量に対する寛大さを利用して、静的コンテンツの配信を行う、というのは結構面白い気がする。
低スペックのVPSであえて静的コンテンツを配信、というのは思いつかなかっただけに新鮮。

2010年12月03日  タグ:, ,

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