主にWEB関係の話。

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VPS・専鯖初心者でも15分程度でCentOSにWordPressを導入する方法。

2011/10/12
WordPressのバージョンアップで、以下の方法でインストールされるPHP5.16ではWordPressが動作しなくなりました。
以下の記事を参考にLAMP環境を構築して下さい。
VPSの初期設定とLAMP環境を構築する方法
2011/02/25 編集
投稿画像のサムネイル生成時にphp-gdを使っているようなので、php-gdをインストールするように編集。

さくらのVPSsaasesなどの激安VPSの登場で、VPSが流行っているようなので、VPS というか、CentOS でとりあえずWordPressを動作させる方法のメモです。
CentOSの最低限のセキュリティ設定などはあちこちで結構見かけるし、レンタルサーバ業では老舗なさくらインターネットの田中社長自ら「CentOSをサーバとして活用するための基本設定」という記事を公開されているので、その辺を参照のこと。

前提として、PuttyなどのSSHクライアントでrootログインしている事とします。

0.目次

1.DNS設定
2.Apache・MySQL・PHPのインストール
3.Apache・MySQLの起動とMySQLrootパスワード設定
4.ウェブサイト管理用ユーザの作成・パスワード設定
5.公開ディレクトリの作成・設定など
6.バーチャルホストの設定
7.MySQL一般ユーザの作成
8.データベースの作成
9.WordPressのスクリプト設置
10.WordPressのインストール
11.補足(WordPress向けPHP・MySQL設定など)

1.DNS設定

専用サーバやVPSを借り、更にWordPressを動かそうと思って居るという事は、独自ドメインをお持ちで、お持ちの独自ドメインでブログを運営しようと考えていると勝手に想定します。
多くのドメイン取得サービス、スタードメインお名前.COMムームードメイン、[バリュードメイン]等では無償でDNSレコードを追加可能なDNSレンタルサービスを提供しているので、あえてDNSサーバを立てずにそれを利用します。
AレコードとしてサーバのIPアドレスを指定して置いてください。

2.Apache・MySQL・PHPのインストール

以下のコマンドを実行します。

yum install -y gcc httpd httpd-devel php php-devel php-mbstring php-mysql php-pdo php-mcrypt php-pear php-xml  php-gd pcre-devel mysql-server

これでApache・PHP・MySQLのインストールは完了です。

3.Apache・MySQLの起動とMySQLrootパスワード設定

以下のコマンドを実行します。

service httpd start
service mysqld start

MySQLのスタート時にエラーが出ると思うので…
以下のコマンドを実行します。

※「設定するMySQLrootパスワード」の部分は任意パスワードに置き換えてください。
(CentOSのrootパスワードとは別物なので適当に決めて下さい。)

mysql -u root

UPDATE mysql.user SET Password = PASSWORD('設定するMySQLrootパスワード')  WHERE User = 'root';

FLUSH PRIVILEGES;

quit

その後、以下のコマンドでMySQLを再起動してみて警告が出ない事を確認して下さい。

service mysqld restart

以下のコマンドでサーバの再起動時などに自動的にApacheとMySQLを起動するように起動設定します。

chkconfig mysqld on
chkconfig httpd on
4.ウェブサイト管理用ユーザの作成・パスワード設定

以下のコマンドでユーザを作成します。
※hogehogeの部分は作成したいユーザIDに置き換えて下さい。

useradd -m hogehoge

以下のコマンドで作成したユーザにパスワードを設定します。
パスワードを二回尋ねられるので同じものを入力して下さい。
※例の如く、hogehogeはユーザ作成時に作成したユーザIDに置き換えて下さい。

passwd hogehoge
5.公開ディレクトリの作成・設定など

以下のコマンドでユーザディレクトリのパーミッションを変更します。
※しつこいですが、hogehogeは上記で指定したユーザ名に置き換えて下さい。

chmod 711 /home/hogehoge/

以下のコマンドでユーザディレクトリにpublic_html ディレクトリ及びWordPress設置ディレクトリを作成します。
※hogehogeは上記で指定した・・・(略
※hogedir の部分は任意のドメイン名に置き換えて下さい。1で設定した設置予定のドメイン名を、ピリオド(.)をアンダーバーに変更したものを指定するのがお勧めです。

mkdir -p /home/hogehoge/public_html/hogedir/

以下のコマンドでユーザディレクトリの所有者をユーザに変更します。
※hogehogeが三か所あるので、上記で指定した・・・(略

chown hogehoge:hogehoge /home/hogehoge/public_html/
6.バーチャルホストの設定

viでhttpd.confを編集します。

vi /etc/httpd/conf/htttpd.conf

httpd.confの末尾に以下の設定を追加します。
※以下をそれぞれ置き換えて下さい。
ドメイン名 →1の「DNS設定」で設定したドメイン名
hogedir → 5の「ディレクトリの作成・設定など」で設定した設置ディレクトリ名
hogehoge → 4の「ウェブサイト管理用ユーザの作成・パスワード設定」で作成したユーザID
IPアドレス→サーバのIPアドレス。

<directory /home/hogedir/public_html>
    AllowOverride All
    Options MultiViews SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec

    <limit GET POST OPTIONS>
        Order allow,deny
        Allow from all
    </limit>
    <limitExcept GET POST OPTIONS>
        Order deny,allow
        Deny from all
    </limitExcept>
</directory>

NameVirtualHost IPアドレス:80
<virtualHost IPアドレス:80>
    DocumentRoot /home/hogehoge/public_html/hogedir/
    ServerName ドメイン名
    ErrorLog logs/ドメイン名-error_log
    CustomLog logs/ドメイン名-access_log common
</virtualHost>

Apacheの再起動をします。

service httpd restart
7.MySQL一般ユーザの作成

以下のコマンドでMySQLにrootでログインします。
パスワードを尋ねられるので、MySQLのrootパスワードを入力して下さい。

mysql -u root -p

以下のコマンドでMySQLにユーザを追加します。
任意のユーザ名 任意のパスワードの部分は自分で決めたユーザ名とパスワードを適当に設定して下さい。

CREATE USER '任意のユーザ名'@'localhost' IDENTIFIED BY '任意のパスワード';

GRANT USAGE ON * . * TO '任意のユーザ名'@'localhost' IDENTIFIED BY '任意のパスワード' WITH MAX_QUERIES_PER_HOUR 0 MAX_CONNECTIONS_PER_HOUR 0 MAX_UPDATES_PER_HOUR 0 MAX_USER_CONNECTIONS 0 ;

GRANT ALL PRIVILEGES ON `任意のユーザ名_%` . * TO '任意のユーザ名'@'localhost';

FLUSH PRIVILEGES;

quit
8.データベースの作成

ユーザを追加出来たら今度はデータベースを作成します。
MySQLユーザIDは上記の6のMySQL一般ユーザの作成で指定したMySQLユーザIDに置き換えて下さい。
例の如くパスワードを尋ねられるので、設定したパスワードを入力して下さい。

mysql -u MySQLユーザID

以下のコマンドでデータベースを作成します。
MySQLユーザIDは上記の6のMySQL一般ユーザの作成で指定したMySQLユーザIDに置き換えて下さい。
任意のDB名は適当に決めて下さい。

CREATE DATABASE `MySQLユーザID_任意のDB名` DEFAULT CHARACTER SET utf8 COLLATE utf8_general_ci;

です。

作成されるデータベース名は MySQLユーザIDがhogemyuser で、任意のDB名が hogerinkodb だったとすると hogemyuser_hogerinkodb になります。

9.WordPressのスクリプト設置

以下のコマンドで移動します。
以下をそれぞれ置き換えて下さい。
hogedir → 5の「ディレクトリの作成・設定など」で設定した設置ディレクトリ名
hogehoge → 4の「ウェブサイト管理用ユーザの作成・パスワード設定」で作成したユーザID

以下のコマンドでWordPressのスクリプトのダウンロードと配置を行います。

cd /home/hogehoge/public_html/hogedir/
wget http://ja.wordpress.org/wordpress-3.0.5-ja.zip
unzip wordpress-3.0.5-ja.zip
rm wordpress-3.0.5-ja.zip
mv ./wordpress/* ./
rm -r ./wordpress

※http://ja.wordpress.org/wordpress-3.0.5-ja.zip というのはこの記事を書いている時点での最新バージョン「WordPress3.0.5」のダウンロードURLなので、バージョンが変わっている場合は書き換えて下さい。

以下のコマンドでWordPress設置ディレクトリ以下のファイルを全てApacheグループApacheユーザ所有に変更します。
(自動アップデートやテーマやプラグインの自動インストールを使えるようにするため。)

chown -R apache:apache /home/hogehoge/public_html/hogedir/
10.WordPressのインストール

1のDNS設定を行ったドメインにアクセスするとインストール画面が表示されると思うので、指示に従ってインストールして下さい。

11.補足

WinSCPを使えば、4の「ウェブサイト管理用ユーザの作成・パスワード設定」で作成したユーザID・パスワードでファイルの転送等が出来ます。

最後に…。
この記事、試しながら書いたわけではなく、脳内実行で書いています。
間違い等あればコメント等で指摘して下さい。

蛇足:
思いつきで書き出してはみたものの、個人的には、WordPressをただ設置して稼働させたいだけなら、あえてroot権限付の専用サーバやVPSじゃなくともさくらのレンタルサーバーやロリポップ!等の共用レンタルサーバの方が面倒も少なく、安心な気がしなくもない。
負荷の高いブログなら、さくらインターネットの さくらマネージド とかあるし。

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